まっちょれ的(ちょっとまじめな)RC講座




<EPツーリングカー>

モーターは走りを決定付けるファクターでもあるので、気に留めておきましょう。

モーター全般的な話をすると、同じモーターであれば、モーターの磁力が強いほどトルク(=ゴギング、手で回そうとする時の抵抗力(重さ)でわかりますね。)が強く、当然パンチがあり、速い!ということになります。
簡単に言えば、モーターの力、つまり速
さ&パンチ力は、この磁力の影響が大きいといっても過言ではないでしょう。
(その他速さに関するファクターに、進角(磁石に対するコミュ、ブラシ等の角度)、ターン数などがありますが、これはレギュレーションでほぼイコールコンディションなので。)
ですから、強い磁力を維持する、ということが速さを維持する最良の方法、ということがわかります。しかし、磁石というやつは、熱を持つほど磁力が弱まる傾向にあります。熱を持ったままだと、磁力低下→トルク低下→体感パワーダウン、となります。
これがいわゆる「熱ダレ」というやつです。冷やせばかなり磁力は回復しますが、これを繰り返すと、ほんの少しづつですが磁力が低下して、だんだんパンチ力(トルク感)が無くなってきます。(現在のギヤ比ではほとんどありませんけどね。)
しかし、この磁力がバランス良く低下すると、たまによく回るモーターができたりするところが不思議なところですね。

それでは「Team まっちょれ」で使っているモーターについてのうんちくを。


その1:【540&ジョンソンモーター】

最もポピュラーかつ、純正キットに同封されている、ということでおなじみのモーターです。
自由なコントロールを行うための適度なスピード、長い走行時間、ということで人気ですね。初心者はまず、このモーターを最低1個は使いつぶすくらい走りこむことをお勧めします。(とはいえ、極めていくと、それはそれで非常に難しいんですけどね。)
1個使いつぶす、といっても相当走りこまないと使い切ることはありませんから安心してください。

当初はこのうち、540モーターを中心に楽しんでいたんですが、平成14年頃からジョンソンモーター導入に踏み切りました。
では、なぜジョンソン導入に踏み切ったか?というと、一番は「タミヤグランプリ」を意識した、というのが一番の要因です。
(タミグラのメインクラスは残念ながらGTチューンモーターに移行してしまいましたけど。)

実はそれだけではありません。ジョンソンと540の違いは、ジョンソンの方が若干ですが進角が付いています。ですから、540よりはパワー&トルクは上です。また、エンドベルに開口部を持っています(カンにもほんの少しだけ有り)から、当然540モーターより廃熱性が良いです。
レギュレーションでギヤ比を設定してますが、これは タミグラの指定ギヤ比を考慮&さらに、メンバーのみんながテスト&トライの結果、熱ダレが最小限 (つまりバッテリーの最後まで気持ちよく走るということ!)で、かつモーターを寿命まで使える、という検証をしてます。
レースじゃないんだから、1パック限りで使い物にならなくなる、というのはもったいですよね。

それから、使うにしたがって若干ですがパワー&トルクともアップする、ということも言われています。(某サイト情報より。)
ですから、長く使って、一番おいしいところをしっかり味わいましょうね。
つまり、上のクラスのハイスピード化にできるだけ(自然に)近づけるように、なおかつ540モーターの楽しいところも残したい、ということで、540クラスの「ジョンソン化」を決行した訳です。GTチューンなどのストック系モータよりもメンテナンスサイクルが長く、手軽に使える、というのも魅力ですね。しかも540よりもジョンソンの方が安価で手に入りますし。
なので、このモーターを使うクラス(特にミニにはベストマッチ!!)は、何らかのクラスでずっと残したいですね。


その2:【田宮GTチューンモーター】

田宮グランプリの標準モーターとなったモーターです。25T(540&ジョンソンは27Tといわれてます。)なので、ジョンソンよりは若干パワフルです。タミグラ出場のためには必須ですね。
手ごろなパワーとスピードで、中心モーターになりつつありますが、やはりストックモーターということで、540&ジョンソンよりメンテナンスに気を使う必要があります。
2〜3週間に1回はクリーナースプレーで清掃し、軸受けにメタルオイルを注入後、2〜5Vで5分以上の慣らしなどのメンテナンスは必須です。怠ると寿命を縮めてしまいますよ。値段も高いので、大事に使いましょう。
ブラシの定期的な交換も効果が高いようです。


その3:【23Tモーター】

全日本選手権や、各ショップの定番レースとしておなじみのモーターです。スピード、パワーとも540&ジョンソン、GTチューとは比べようがありません。
ただ、最近はコースの狭さ&コントロールの難しさや、シビアなバトルができないので、走らせてもあまり楽しくない、タイヤの消耗は激しい、クラッシュ時の損傷が激しい、などの理由で封印中です。
広いコース& 路面グリップが高いところでは、それなりに楽しめるんですが・・・。


メインとなっている2種類のモーター(左:GTチューン、右:ジョンソン)。タミグラレギュに合わせて、今後はもっと増えていくかも・・・?

【 おまけ】

モーター には、使い初めの慣らしやメンテナンスが必要です。(540やジョンソンの慣らしは特に必要ないかも知れませんが。)
個人的な慣らしは、最初に2〜3セルで5分程度の空回しくらいです。むしろ、2〜3週間毎のメンテナンスを重視しています。
メンテナンス は、
@ モータークリーナーたっぷりかけて洗浄(金属粉を洗い流すように) :市販のブレーキクリーナーでも可
A 軸受けへの注油(メタルオイル。田宮を始め、各社に有り。ただ、付け過ぎは逆効果です。注意!)
B GTチューンなどのストックモーターは、田宮クリーニングブラシを片方に装着後、2〜3分、7.2Vで全開回転。
C 2〜3セルで5分程度の空回し (回転音の変化に気をつけましょう。滑らかに廻りだしたらOK。)
という順序でやってます。軸受けの注油は賛否両論あるようですが、委員長は推進派です。実際にやると、コレ抜きは考えられなくなります。 (GTチューンモーターは、「必須」のようです。)

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<MINI−Z>

MINI−Zに使うモーターは、現在のレギュレーションでノーマルモーターを基本としています。
(オプションモーターでも可ですが、モーター本体の寿命も短そうだし、あまり必要ないスピードだと思いますし。)
ブラシの摩耗状況も判断しにくいので、クリーニングしてもスピードが回復しない場合は寿命と考えましょう。